急な腰痛、背部痛を起こすことが多い疾患に、尿路結石があります。以下、尿路結石とはどんな病気か、簡単に説明いたします。
尿がつくられ排出されるまでの通り道を「尿路」と呼びます。尿路結石は、この尿路(腎盂・腎杯、尿管、膀胱、尿道)に石のような固まり(結石)ができる病気です。体内で不要になった物質が結晶化し、それらが集まって石となり、尿路のどこかに存在する状態を指します。結石の位置によって、腎結石・尿管結石・膀胱結石・尿道結石などと呼び分けられます。
結石が尿管にひっかかったり、尿路をふさいだりすると、尿管の動きとともに激しいわき腹の痛みが生じます。また尿が下流に流れないと上流で尿がたまり淀んでしまうため、尿路感染や腎臓の機能障害などが生じます。痛み以外にも、細菌感染が起きると高熱が出ます。また、長期間放置すると腎臓に負担がかかり、腎機能が低下することもあります。再発を繰り返す人も多いため、その場合は結石の成分を調べることも大切です。尿路結石の発症には食生活が大きく関係しています。特に日本人の場合はシュウ酸カルシウム結石症と呼ばれるものが圧倒的に多くシュウ酸の摂りすぎが結石の主な原因であるといわれています。高齢の男性や閉経後の女性に多い疾患とされています。
急な腰痛、背部痛
